今回は、島根県松江市の宍道湖温泉にある「皆美館」に行ってきました。
出雲大社参拝の帰りに老舗の温泉旅館を満喫してきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
そこはまさに「和のオーベルジュ」でした。
出雲大社から宍道湖温泉へ
出雲大社参拝後の宿はどこにするか?
ということで金坊が今回選んだのは、松江の宍道湖畔にある皆美館。出雲大社駅から一畑電車で向かいます。
平日ダイヤでは基本的に途中の川跡駅で乗り換えが必要ですが、13:56発のこの1本だけ、松江しんじ湖温泉駅まで直通となってます。
終点まで1時間、ローカル線の旅を楽しみましょう。
電車は宍道湖北岸を東に向かって進みますので、湖の景色を見るなら進行方向「右側」。
ですが、宍道湖に差し掛かってすぐの一畑口駅で進行方向が変わるというトラップが待ってますので、この時点では必ず進行方向「左側」に座ってください。
コスパの良い客室は?
松江しんじ湖温泉駅からは歩いて皆美館に向かいます。途中、酒蔵をのぞいたりしながら、ぶらぶら歩いて15分ほどで到着しました。
金坊が泊ったのは2階の201号室「秀明」という客室。窓の外には宍道湖が広がり、宍道湖大橋も見えます。
客室を指定しての予約になるので、なるべく景色の良い部屋を選びたいところ。おカネに糸目を付けないのであれば4階の客室が広くて眺めも良いですが、コスパ的には2階の201号室「秀明」、202号室「芙蓉」あたりがおすすめです。
3階は2階部分の屋根が邪魔かも?
4階より狭いとはいえ、ソファのある和室とは別に奥にベッドルームがあるスイートタイプの客室なので、十分にくつろげます。
客室には松江らしく彩雲堂の和菓子が。この日の生菓子は「虫時雨」(ういろう)と「秋澄む」(きんとん)。
「庭園茶寮 みな美」での夕食
夕方、大浴場で温泉に浸かり、19時から夕食をいただきます。
夕食は1階にある「庭園茶寮 みな美」というレストランで。メニューはこんな感じ。
- 食前酒 デラウェアワイン
- 先 付 萩豆腐
- 前 菜 季節の味覚盛込み
- 子持ち昆布と水菜のお浸し
- 胡桃松風
- べっ甲生姜松葉刺し
- 菊花寿司
- 秋刀魚味噌煮
- 銀杏丸十
- 鮎おろし和え
- 吸 鍋 境港サーモンときのこの味噌鍋
- 造 り 三種盛り
- 楽盛り 鰆巻繊朴葉包み 牛蒡すり流し 柿なます
- 焚だし 島根和牛ワイン煮込み
- 強 肴 お好みでお選び頂けます
- 食 事 お好みでお選び頂けます
- デザート 季節のもの
強肴と食事は選択式で、金坊は天麩羅と雑炊を選びました。
お酒は地元松江の「國暉」を。ここに来る途中でみた酒蔵のお酒です。
お酒を頼んだら料理長お手製のイカの塩辛がサービスで出てきました。これが絶品で、売ってたら買って帰りたいくらいの味!
メニューの中では島根和牛ワイン煮込みがめちゃくちゃ美味しかったです。和食じゃないですが。
うわさの「鯛めし」を朝食で
さて、一晩明けて朝食。
通常の和定食もありますが、金坊は迷わず名物の「鯛めし」を選択。メニューはこちら。
- お飲物 緑野菜 ヨーグルトジュース
- 冷 物 茶碗豆腐 薬味・生姜醤油
- 椀 物 宍道湖七珍 大和蜆赤だし椀
- 焼 物 サーモン西京漬け
- 冷し鉢 彩り野菜サラダ
- 蓋 物 茄子揚げびたし
- 食 事 奥出雲仁多米の 不昧公好み 家伝鯛めし 縁盛り
- 香の物 五品盛り
鯛めしは作り方の紙を見ながら自分で作ります。
作るといっても薬味を載せるだけだよ
鯛めし以外も一品一品ていねいに作られていて美味しかったです。やっぱりここは、単なる温泉旅館ではなく「和のオーベルジュ」と呼ぶのがふさわしいですね。ごちそうさまでした!
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おわりに
いかがでしたか?このブログは、金坊が実際に行って「良かった!」「また行きたい!」と思った場所だけを実体験をもとに紹介する旅ブログです。
あくまでも個人的な体験にもとづいていますので皆さんも同じ体験をできるとは限りませんが、このブログでは実際に行ってみたからこそ分かる見どころや楽しみ方を書いていますので、参考にしていただければ幸いです。
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