今回は北海道の洞爺湖にあるザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパに行ってきました。
大自然の中に忽然とそびえ立つ白亜のリゾートホテルは、まさにバブル時代の象徴。もう二度とこんなホテルは作れないのでは?と思わせる豪華なホテルでバブリー体験しちゃいましょう。
絶景へのアクセス
ウィンザーホテル洞爺は洞爺湖と太平洋を隔てる山の頂上に建っていて、一方からは湖、もう一方からは海を見下ろせるという超絶景のホテル。
ホントよくこんな絶景ポイント見つけたなぁ、と感心するくらいの立地。それだけでもすごいのに、そこに300室もの巨大ホテルを作ってしまうとは。バブル恐るべし。
ただ、さすがにそんな立地だけあってウィンザーホテルへのアクセスはやや難易度高め。
JR洞爺駅から予約制の送迎バスがあるけど本数が少ないし、そもそも洞爺駅というのが新千歳空港から乗り換え1回、1時間半以上という遠さ。
その洞爺駅からさらに送迎バスで30〜40分かかるというのは一般人にとってはもはや苦行。(特殊な訓練を受けてる人は別)
あとは、この送迎バスは洞爺湖温泉バスターミナルを経由するので、洞爺湖温泉まで高速バスを利用するという方法も。
でも、ここに道内各地からの高速バスが発着したのはそれこそ本当にバブル時代の話。今は札幌から1日数本の便があるだけなので、こちらもマニア限定の選択肢かと。
というわけで、北海道民はもちろん、道外からの旅行者でもクルマ(レンタカー)で行く人が多い模様。
あ、、、札幌駅や新千歳空港にロールスロイスで迎えに来てもらうというサービスもあります。片道10万円だけど。
いざチェックイン
実は金坊、ウィンザーホテルに泊まるのは2回目で、前回は洞爺駅からの送迎バスを利用しました。今回は翌日午前中から予定があったのレンタカーで行くことに。
初めて送迎バスで到着したとき、まず度肝を抜かれたのがこのファサード。普通の車寄せと違って、ここはホテルに向かう2車線道路がまっすぐそのまま進入する形。秘密基地に入るみたいでカッコいい!
クルマはこの写真の手前を右折して地下駐車場に停めるんだけど、駐車場からフロントまでかなり遠いので、荷物が多い場合はここで先に荷物を下ろすのが正解です。
フロントでチェックインを済ませたら、この絶景ロビーでウエルカムドリンクをいただきます。巨大な全面ガラスにゆったりとしたソファーの配置がゴージャス(←死語)。
おすすめの泊まり方
今回は1泊朝食付きのプランをJTBオンラインで予約しました。
JTBで予約するの初めてかも?と思ったけど、スマホがログインIDとパスワード覚えてた。一体いつの間に・・・。
何かの勢いでアカウント作っただけかもしれないけど、金坊の場合、無意識のちにホテルを予約しちゃう持病があるので気をつけねば。
それはさておき今回JTBを選んだ理由は、各サイト横並びの料金の中でJTBだけドリンク券が付いていたから。このドリンク券、ロビーの「カフェ・ゼット」だけでなく2階の「ポロ・バー」でも使えるという優れもの。
どうせならドリンク券付きのプランを選ぶのがおすすめです。
この日金坊が泊まったのは湖側のスーペリアツイン。5階の545号室でした。
このホテルの場合、普通のホテルと違ってオーシャンビュー(海側)の方が安いのが特徴。でも、初めての宿泊なら多少高くてもやっぱり洞爺湖ビュー(湖側)の部屋がおすすめかな。
洞爺湖といえば真ん中にポツンと浮かぶ島。それを客室から見下ろせるのはウィンザーホテルに泊まる人だけの特権なので。
室内は白とベージュを基調とした明るく上品な雰囲気。そしてベットスローにまでウィンザーのロゴを入れるこだわりよう。
こういうとこにお金をかけるのがバブル。
コーヒーカップにもロゴ、ペットボトルの水(無料)にもロゴ、その他あらゆる備品がロゴ入り。
スーペリアでも十分バブルな雰囲気。部屋の広さも十分だし、おすすめは「洞爺湖側のスーペリア」というのが結論ですかね。
夕食は必ず事前予約を
ウィンザーホテルは館内のレストランが充実しているのも特徴。連泊するならともかく、一泊だとどこを選ぶか決められないという贅沢な悩みも。
ただ、当日に食べたいものを、、なんて甘く考えてると満席で入れない可能性もあるので要注意。
そもそも、
- フレンチダイニング「ギリガンズアイランド」
- 割烹「杜氏讃歌」
- チャイニーズ キュイジーヌ「ラ・ヴート」
- ピッツェリア「チェロステラート」
あたりは二食付きの宿泊プランが出てるので、最初からそれで予約した方がお得です。
そんな中、金坊のお目当ては「鮨処 祥庵 こげ津」。この「こげ津」での夕食が付いた宿泊プランはないので、宿泊はJTBで一泊朝食付きを予約して夕食だけホテルに直接予約しました。
若干面倒なのがその予約。レストランもホテルの「予約センター」に電話して予約するのが基本みたいなんだけど、これが平日9時〜18時だけというお役所対応。しかもナビダイヤルなのでスマホだと結構高く付くし。
コロナ禍で営業時間もイレギュラーなので電話の方が対応しやすいのかもしれないけど、ここは是非ともweb予約を導入してほしいところ。
今回は事前に公式サイトの「お問い合わせフォーム」から営業日の確認をしていたので、そのままメールのやり取りで予約もお願いしちゃいました。現状ではこれが一番いい方法かも?
秘密にしたい超コスパの鮨
19:30に予約した「こげ津」のカウンターへ。店の中で杜氏讃歌と繋がってるけど入り口は別にあります。
頼んだのは「北海道」という1人14,520円のおまかせコース。
まずは、もずく、タコのあたま、まぐろのタタキの先付け3種からスタート。この時点でビール一本空ける勢い。
その後冷酒に切り替えて、いくらの冷製茶碗蒸し。お造りはソイ、ほたて、本まぐろの3種。
この辺りでだんだん記憶が怪しくなるけど、姫ほっけの焼き物が最高に美味しくて、あとは確か蟹みそが出た気がする。
握りは、松皮鰈、とろ、つぶ貝、炙り時鮭、牡丹海老。
まぐろは松前、つぶ貝は襟裳、時鮭は羅臼、、、とか一つ一つ産地を説明してくれます。北海道を満喫。
握りの後にうにといくらの小丼が出て、もうお腹いっぱいなんだけど、この日のおすすめと聞いて苫小牧産のほっき貝を追加。
最後は朧昆布と布海苔の味噌汁で締めて、食後の甘味に牛乳プリンと夕張メロン。
この内容で税・サ込14,520円はどう考えても安すぎ。(ちなみに追加したほっき貝は2貫で968円)
いやホントおすすめ。おすすめすぎて逆に秘密にしておきたいくらい。
北海道産シングルモルトで終わらない夜
食後は例のドリンクチケットを活用するためにポロ・バーへ。ロビーをまたぐ2階の渡り廊下を通って向かいます。
シャンデリアが輝く夜のロビーもゴージャス(←2回目)。
渡り廊下の先、左手が目指すポロ・バー。店内は英国調。ポロにちなんで鉄製の馬が鎮座してます。
バーにしては珍しく入り口のドアが全開でウェルカムモード。
カウンターに陣取って、まずはドリンクチケットで厚岸蒸溜所のシングルモルトウィスキーを。さあ、終わらない夜の始まりです!
杜氏讃歌の朝食
翌日の朝食は杜氏讃歌での和朝食をチョイス。
7:00の開店と同時に行ったら窓際の景色の良い席に案内されました。景色良すぎて朝日が眩しい。
メニューはこんな感じ。
- 梅昆布茶
- 伊達納豆
- とうきびたまご茜(温泉玉子)
- 本日のお造り
- 小鉢二種 いくら醤油漬、自家製岩海苔佃煮
- 野菜の含め煮
- 本日の焼き物
- すき焼き風煮込み
- 北海道産米 ゆめぴりか
- 伊達米味噌のお味噌汁
北海道の食材にこだわった上品な和食。運転がなければ朝からお酒を飲みたくなるラインナップ。(炊きたての「ゆめぴりか」との相性も抜群です、念のため)
忘れちゃいけないのが写真の左上にチラッと写ってるウインザーホテル限定の伊達納豆。前夜、こげ津の大将も推してました。納豆好きならぜひ。
各旅行サイトの宿泊料金
各旅行サイトの最新の割引料金はこちらでチェックしてください。
おわりに
いかがでしたか?このブログは、金坊が実際に行って「良かった!」「また行きたい!」と思った場所だけを実体験をもとに紹介する旅ブログです。
あくまでも個人的な体験にもとづいていますので皆さんも同じ体験をできるとは限りませんが、このブログでは実際に行ってみたからこそ分かる見どころや楽しみ方を書いていますので、参考にしていただければ幸いです。
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